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J2最下位の山形がフェアな応援を要請「不快な言動が飛び交う状況では…」

[ 2016年4月16日 20:11 ]

 J2山形は16日、クラブの公式サイトに「モンテディオ山形を愛するサポーターの皆様へ(フェアな応援のお願い)」とするメッセージを掲載。「不快な言動が飛び交う状況では、スタジアムはひとつになれません」と暴力的な言葉や表現は慎むよう、サポーターに熱望した。

 1年でのJ1復帰を目標に掲げて今季をスタートした山形だが、開幕から7試合でいまだ勝利がなく、2分け5敗で最下位に低迷。J1復帰どころか、このままではJ3降格になりかねない苦境に陥っている。

 そんな状況もあって、サポーターの怒りはすでに頂点に達しているようで「以前より一部の観客の方より、チーム、関係者に暴力的な言葉や表現が投げかけられることがございます」とし、「『モンテディオ山形を熱く応援するサポーター』、『対戦チームを応援するサポーター』、『純粋にサッカーを見に来たお客様』、『休日の余暇を過ごしに来たご家族』、サッカー観戦、応援の目的は人それぞれに異なります。そして、選手・スタッフは勝利に向けて全力でプレーしています。スタジアムに集まる全ての皆様が一体となり、心に残る素晴らしいひとときを生み出すためには、互いのスタンスを思いやり、理解する気持ちが必要です。不快な言動が飛び交う状況では、スタジアムはひとつになれません。共に喜びであふれるスタジアムを作りましょう」と訴えた。

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2016年4月16日のニュース