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神戸、予定変え鳥栖から帰神 熊本出身の三原、全力プレー誓う

[ 2016年4月16日 19:15 ]

 J1神戸は熊本地震を受けて、16日のアウェー鳥栖戦が中止となった。翌17日の予定を変更して、この日午後に緊急帰神。選手は疲労と被災地への不安を隠せなかった。

 熊本市出身のMF三原は「心配です」と神妙な顔つき。親族らの無事は確認できたが、実家の屋根瓦が崩れるなど被害に遭ったという。U―23日本代表DF岩波は「怖い思いをしている方もいらっしゃる。全てのことを考えて出た判断だと思う」と試合延期に理解を示した。

 三原が「少しでも励みになれば良い。僕のことを知ってる人だけでも良いので、全力でプレーして、いつも通り頑張ってる姿を見せたい」と言えば、岩波も「サッカーができることは幸せなこと。全力でプレーすることが自分達にできること。少しでもスポーツで元気になっていただければ」と気持ち新た。チームは今後、募金活動を行う方針で、熊本をはじめとする九州一帯の一日でも早い復興のために動く。

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2016年4月16日のニュース