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2戦3発の大久保、ピッチに倒れたまま試合終了 左膝痛めたか

[ 2016年4月16日 17:23 ]

<FC東京・川崎F>後半、阿部と競り合って負傷した川崎F・大久保(右)

明治安田生命J1第1S第7節第2日 川崎F4―2FC東京

(4月16日 味スタ)
 川崎Fの元日本代表FW大久保嘉人(33)が16日、味の素スタジアムで行われたFC東京戦で2得点を決めて逆転勝利に貢献。だが、試合終了間際に負傷し、そのまま試合終了を迎えた後に担架で運ばれるという心配なシーンがあった。

 大久保は0―1で迎えた前半11分、MF中村憲剛(35)のロングパスに抜け出すと、相手DFのマークを振り切って右足でシュートし、2試合連続ゴールとなる同点弾。さらに1―2で迎えた後半32分には自ら得たPKを右足で決め、自らの持つ歴代最多得点記録を通算161点に伸ばして、2位のFW佐藤寿人(34=広島)に3点差をつけた。

 チームは大久保の2度の同点弾の後、2点を追加して劇的な逆転勝ち。開幕から7戦無敗で首位をキープした。だが、ピッチに倒れ、左膝を痛そうに抱えて試合終了の笛を聞いた大久保は、担架に乗せられてそのまま退場。浦和との首位攻防戦となる次節に向け、エースの状態が心配される。

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2016年4月16日のニュース