日本全員予選通過！葛西、伊東がワンツー！！

声援を送る日本選手団の応援団たち

　ノルディックスキー・ジャンプは１９日（日本時間２０日）、ウィスラー五輪公園で個人ラージヒル（ＨＳ１４０メートル、Ｋ点１２５メートル）の予選を行い、日本勢は４人全員が通過した。

　練習から好調の葛西紀明（土屋ホーム）は、予選参加者の中では最長となるヒルサイズ超えの１４２・５メートルを飛び１４３・５点で１位通過、伊東大貴（雪印）も１３９・５メートルの１４２・６点で２位通過を決めた。栃本翔平（雪印）は１３０・５メートルの１２３・４点で１９位、竹内択（北野建設）は１２９・５メートルを飛び１２１・６点で２２位だった。

　ラージヒル予選には全６１人が出場。予選免除のシード選手１０人と、予選通過４０人の計５０人が２０日（同２１日）の決勝に進んだ。ノーマルヒルでは不本意な結果に終わった日本勢だが、ラージヒルではメダル争いが期待できそうだ。