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上野「マウンドで鳥肌が立った」

[ 2008年8月21日 22:17 ]

米国を下しで喜ぶ上野-峰のバッテリー

 【北京五輪 ソフトボール・日本3―1米国】日本が悲願の頂点に立った。雨の中の決勝で、強豪・米国と激突したソフトボールの日本。3―1で破り、銅メダルに終わったアテネ五輪の雪辱を果たした。21日の2連投に続き、完投したエース上野由岐子選手(26)の周りにナインが集まり、抱き合ってジャンプ。「ナンバーワン」と人さし指を突き立てて喜んだ。

 今大会で3度目となる米国戦。20日に連投で2試合を投げ切った上野選手がマウンドに立ち、疲れを感じさせない力投を見せた。

 ▼上野由岐子の話 マウンドで鳥肌が立った。このために4年間やってきた。肩、ひじの調整がうまくできた。点をやらないことだけを心掛けた。

 ▼山田恵里の話 今までで一番うれしいホームラン。打った感触もどんなボールかも分からなかったけど、応援が乗せてくれて打てた。主将として自分自身を出し切れた。

 ▼斎藤春香監督の話 エースと心中するつもりだった。自分は銀が最高だったけど、この子たちには金を取らせたかった。上野は苦しい練習を乗り越え、最後は素晴らしかった。(共同)

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2008年8月21日のニュース