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室伏は15番目の得票で選手委員落選

[ 2008年8月21日 16:12 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は21日、北京五輪期間中に実施した選手委員選挙の投票結果を発表し、日本から立候補した陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)は908票で、最終的な立候補者29人中15番目の得票で上位4人に入れず落選した。

 選手委員会は五輪運営に選手の意見を反映させる。当選者はIOC委員にも就く。日本は2002、06年冬季五輪での荻原健司候補(スキー)、2000年シドニー五輪での松岡修造候補(テニス)に続いて落ちた。
 室伏は「落選したが、選挙活動を通じて大変貴重な経験ができた。五輪の多様性を実感した」とコメントした。
 テコンドー男子の文大成候補(韓国)が3220票でトップ。競泳男子のアレクサンドル・ポポフ(ロシア)フェンシング女子のクラウディア・ボケル(ドイツ)バレーボール女子のユミルカ・ルイス(キューバ)各候補も当選し、4位のルイス候補は1572票だった。(共同)

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2008年8月21日のニュース