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ボルト叱られた!IOCロゲ会長が苦言

[ 2008年8月21日 17:15 ]

 【北京五輪・陸上】国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は21日、北京五輪の陸上男子百メートルと二百メートルを世界新記録で制したウサイン・ボルト(ジャマイカ)について「敗者への敬意に欠けていた」と苦言を呈した。

 ロゲ会長は、百メートル決勝でボルトが両手を広げ、胸をたたきながらゴールした行動を問題視。AP通信によると、「王者の振る舞いではない。喜びは分かるが『捕まえられるなら捕まえてみろ』と見て取れる。レース後はすぐに敗者と握手を交わしたりすべきだった」と述べた。
 ロゲ会長は、ボルトが22歳になったばかりの若者であるとも指摘したが「偉大な選手であることは確か。短距離界では別次元にいる」と偉業に対する称賛も忘れなかった。(共同)

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2008年8月21日のニュース