今週の丸山元気!

ダッシュビーム「ダートの方がいい」 距離延長は好材料

[ 2016年1月29日 05:30 ]

 今週は土日合わせて11鞍に騎乗します。テン乗りが多いですけど、チャンスがありそうな馬がいますし、いい結果を残せるように頑張りたいと思います。
 
 パトロクロス(土曜9R)は終いはいい脚を使ってくれるので、あとは展開次第ですね。

 ウインオリファン(土曜11R)はテン乗りになりますが、自分のリズムなら最後まで頑張ってくれそうですね。スタートだけ気をつけたいと思います。

 ダッシュビーム(日曜2R)は前走の感じだとダートの方がいいようですね。距離が延びるのはプラスですし、前走以上を期待しています。

 ネイチャーレット(日曜7R)は休み明けになりますが、状態はまずまず。前走も終いはいい脚を使ってくれたので、あとはスタートを五分に出てくれるかどうかですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日(1月30日・中京)
 1R シルヴィーボーテ ☆☆☆
 一戦毎に着差を詰め、力を付けている印象。ジリジリと脚を使うタイプで中京も合っており、流れひとつで上位食い込みも可能。安定感があるビップフウマ、先行力があるメイショウヒナタ、好仕上がりのレッドボルテクスが強敵か。

 7R ホホエムオンナ ☆
 今回が中央再転厩初戦になるが、地方での成績は平凡。中央500万ではクラス慣れが必要な印象。久々の前走でも2着と力を見せたベルディーヴァ、ダートでは堅実なクイーンズターフ、終い堅実なアスタキサンチンが上位候補か。

 9R パトロクロス ☆☆
 展開待ちの面はあるが、ハマった時の末脚は強烈。久々でも仕上がりは良く、流れひとつで上位食い込みも可能。2戦連続2着のヴレクール、中京は相性が良いアイファーサンディ、終い堅実なトーコーグリーンが上位候補か。

 11R ウインオリファン ☆☆☆☆
 前走は勝ち馬には離された2着だが、自身の走破時計は優秀。先手を奪えれば渋太く、今回も上位争い可能。4着に粘った前走内容が良いハラペーニョペパー、終い堅実なアドマイヤシャドウ、粘り強いシュテルングランツが強敵か。

 12R タガノスカイ ☆☆
 終いの脚は堅実で、近5走は全て0・4秒差以内。距離延長がカギになるが、差しの利く今の馬場は好材料で、流れひとつで上位食い込み可能。前走は直線で前が壁になり脚を余したアルバーシャン、立て直して好仕上がりのサトノスティング、使いつつ調子を上げているガルデルスリールが上位候補か。

 ●日曜日(1月31日・中京)
 1R イーグルバイオ ☆
 2戦してともに見せ場なく大敗。距離延長とリフレッシュ効果でメドの立つ競馬ができればいいが…。前走は相手が悪かったスズカミラージュ、強引な競馬でも前走3着と力を見せたキクノシュペール、前走の終いの脚に見所があったゴールデンゲートが上位候補か。

 2R ダッシュビーム ☆☆
 前走は中団のまま伸びずバテずの7着だったが、1200メートルは若干忙しかった印象。1ハロン延長は歓迎で、前々で運べれば粘り込みも可能か。前走は息の入りづらい厳しい展開だったキクノレジェ、坂路で好時計をマークし好仕上がりのアメリカンイナズマ、血統からダート替りは歓迎のエイシンビジョンが上位候補か。

 7R ネイチャーレット ☆☆
 前走はメンバー最速の上がりを使い0・5秒差6着。直線の長い中京は好材料で、展開ひとつで上位食い込みも可能か。堅実なヨカグラ、立て直され好仕上がりのミヤビエンブレム、距離延長は歓迎のホットファイヤーが上位候補か。

 9R ティアップブロンド ☆
 新馬勝ち後は2桁着順続き。芝替りとリフレッシュ効果でどこまで変わるかだが…。前走の直線の脚が目立っていたダブルコーク、中京は比較的相性が良いサトノネネ、現級勝ちがあるコスモエルデストが上位候補か。

 10R クリノシャンボール ☆☆
 久し振りのダート戦だが、4走前に3着があるように適性は十分。テンのスピードがあり距離短縮は好材料で、粘り込みも十分可能。初戦が大楽勝だったアポロテキサス、新馬戦の内容・時計ともに優秀なメイショウカネサダ、前走でダート適性を示したスノードリームが上位候補か。

 11R オンタケハート ☆☆☆☆
 終いは堅実で、昇級初戦だった前走でも0・1秒差2着と好走。差しの利く今の馬場状態も合っており、今回も上位争いは十分可能。今の中京の馬場は合うインストアイベント、近走は安定しているメイクアップ、単騎逃げなら渋太いハドソンヤードが強敵か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る