今週の丸山元気!

フラットコール 直線競馬が一番条件が合う

[ 2023年5月12日 16:20 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて12鞍に騎乗します。

フラットコール(日曜7R)は中間乗っていますが、初戦時と同様に動きは良いですよ。喉鳴りの馬なので、直線競馬が一番条件が合うと思います。いい結果を期待したいですね。

デフィデリ(日曜12R)はもうワンパンチですけど、前回も頑張っています。時計のかかる芝は合っているので、あとは展開の助けがあれば。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
3Rメイショウコムスビ ☆
 好位で運べる器用さはあるが、ワンパンチ足りないレース内容。リフレッシュ効果と初芝で新味が出ればいいが…。末脚堅実なマルプリ、距離短縮で粘りが増しそうなパルティクラール、センスがいいネオアリシアが上位候補か。

6Rピンクソレイユ ☆☆
 地方交流では5着健闘も、中央未勝利では12着と16着。一気の距離短縮で少しでも前進があればいいが…。骨折明けの前走を叩いて上積み十分のルクスメテオール、安定感があるビップナージャ、前走はペースが速過ぎたサブエガが上位候補か。

8Rビナホイアン ☆☆
 近走は後方から長くいい脚を使い善戦。相手関係は近走よりも楽になった印象で、末脚の生きる流れになれば食い込みがあっても。末脚鋭いメジャークオリティ、復調気配のオリ、マイペースなら渋太いレッドバロッサが上位候補か。

9Rミヤジトレヴ ☆
 昇級初戦の前走が12着大敗。芝でも先行できるスピードはあるが、現状はダート向き。直線競馬でどこまで変わるか…。直線競馬の適性高いフォルテース、先行力があるダンシングニードル、前走は直線で不利があったプレジャークルーズが上位候補か。

10Rグラヴィテ ☆☆
 展開が向いた感はあるが、前走は先行して渋太く粘り2着。今の少し時計のかかる馬場は合っている印象で、今回も展開ひとつで粘り込みがあっても。末脚堅実なオーダーナチュラル、前走は脚を余したフラリオナ、新潟替りは好材料のゴルトファルベンが上位候補か。

日曜日
6Rサイモンポーリア ☆
 過去に5着が3回あるが、成績にムラがありアテにしづらい面が残る。リフレッシュ効果でどこまで善戦できるか…。叩いて動きが良くなったフミチャン、好仕上がりのサニーバローズ、前走上々の粘りを見せたヴァルドマルヌが上位候補か。

7Rフラットコール ☆☆☆
 デビュー前から調教の動きが目立っており、新馬戦では1番人気に支持。喉に不安のあるタイプだが、平坦で距離も短い直線競馬なら上位争いも可能か。ダッシュ力は一枚上のシンリンゲンカイ、前走で直線競馬の適性を見せたシャトーボビー、渋太く脚を使うオコジュが上位候補か。

8Rネオレインボウ ☆☆
 前走は3角で不利があり不完全燃焼の8着。過去に新潟ダート1200メートルで現級2着があるようにコース適性はあり、スムーズなら上位食い込みがあっても。前走は競り合い厳しい展開だったフラッシュアーク、使いつつ粘りが増してきたサルサディーバ、叩いて動きが良くなったコウソクカレンが上位候補か。

9Rマテウス ☆☆
 未勝利の身だが、過去の対戦比較から1勝クラスでも通用する下地はある。前走は長期休養明けで11着と敗れたが、叩き2戦目で変わる可能性も。叩いて粘りが増しそうなリッチブラック、控える競馬で前走新たな面を見せたサンライズロナウド、末脚堅実なグルーヴビートが上位候補か。

10Rアルムブラーヴ ☆☆
 前走は相手に恵まれたとはいえ、後続に9馬身差をつけ大楽勝。勝ち時計も優秀で、今回も前々で流れに乗れれば、昇級でも上位食い込み可能。新潟巧者のタケルジャック、ここにきて地力を付けているトリプルスリル、前走はスタートで躓く不利があったヒデノレインボーが上位候補か。

11Rグランスラムアスク ☆☆
 離し逃げがハマった感はあるが、前走で気分良く走れれば渋太いことが判明。新潟は3戦2勝と相性が良く、昇級でも単騎逃げに持ち込めれば粘り込みがあっても。充実著しいトゥデイイズザデイ、末脚堅実なフィールシンパシー、自己条件に戻るエリオトローピオが上位候補か。

12Rデフィデリ ☆☆
 前走は逃げる形になったが、渋太く粘り勝ち馬とは0.1秒差の4着。控える競馬もできるタイプで、今の時計のかかる馬場も合う。展開ひとつで更に上位食い込みも。平坦コースは合うサミュエル、末脚堅実なデルマヤクシ、芝短距離で成績が安定していたフォレクラフトが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る