今週の丸山元気!

ジーティーエイト 適性的に長い距離は合いそう

[ 2024年4月5日 18:00 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて12鞍に騎乗します。

ジーティーエイト(土曜7R)の前走は頑張ってくれましたが、使った方が良くなりそうな印象を受けました。ただ、適性的に長い距離は合いそうですが、まだ体力が付き切っていないので、今回の2600メートルがどうか。使ってどこまで良くなっているかですね。

ハピネスアゲン(土曜10R)は調教に乗りましたが、状態は悪くありません。展開がハマるかどうかですね。

オルフェスト(土曜12R)は中間乗っていないのでわかりませんが、まともなら前走くらいやれていい馬ですからね。展開ひとつだと思います。

タイガノイッテキ(日曜1R)は調教に乗りました。いい馬ですけど、気難しい面があるので、その辺がどうかです。

サムハンター(日曜9R)は気持ち次第ですけど、普通に走れば前走くらいやれていい馬。力を出せるようにエスコートしたいですね。

モリノドリーム(日曜11R)は調教で乗りましたが、状態は良さそうですよ。中団くらいにつけられればチャンスはあると思っています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rアパイシュナール ☆☆
 前走はロスなく立ち回ったとはいえ4着と健闘。元々、デビュー前から動きが目立っていた馬で、低調な今回の組み合わせなら更に上位も可能。血統から中距離は合うタガノハスビナー、前走は脚を余したノーブルブランカ、前走2着のミレニアムヒロインが上位候補か。

6Rケイエイト ☆☆☆
 もう一押しが鍵だが、現級での好走歴は多数。小回り替わりと未勝利勝ちがある丸山騎手への手替りで、上位争いを期待できそう。好仕上がりのリュクスドレフォンとテイエムシップ、前走の末脚が悪くなかったヤマカツレオンが強敵か。

7Rジーティーエイト ☆☆
 前走は外から早めに追い上げて5着と悪くない内容。やや低調なメンバー構成でもあり、叩き2戦目で前進可能。先行力があるスターチョウサンとローランド、前走は不利があり力を出せなかったヘヴンズクライが上位候補か。

9Rツルマウカタチ ☆☆
 1勝クラスでは6、4着だが、2走前は外々を回るロス、前走は出遅れと敗因ははっきり。能力は秘めており、立ち回りひとつで上位食い込み可能。自己条件なら力量上位のキープカルム、前走は道悪が応えたアスクナイスショー、前走の末脚が目立っていたタイセイアディクトが上位候補か。

10Rハピネスアゲン ☆☆
 前走は8着だったが、直線でいい脚を使い勝ち馬とは僅か0秒2差。現級での好走歴は多数あり、福島も好相性。展開ひとつで上位食い込み可能。前走好時計で完勝だったリシャールケリー、前走は不利が応えたトールキン、器用さがあるオックスリップが上位候補か。

12Rオルフェスト ☆☆☆
 今まで道悪に泣かされることが多かったが、開幕週の良馬場は待望の条件。今回も上位争い可能。いい決め手を持っているケイアイクビラ、距離短縮は歓迎のサウンドレイラとエールトゥヘヴンが強敵か。

日曜日
1Rタイガノイッテキ ☆
 入念に乗り込まれており、調教時計も悪くはないが、気性的に難しい面がありそう。まずは一度経験してからか。器用さがあるアメリカンチーフ、長くいい脚を使えるアイファーキャップ、先行力があるダイゴリュウジンが上位候補か。

5Rゼンダンサクラ ☆
 初戦は伸びずバテずの9着で内容としては平凡。距離短縮で少しでも前進があればいいが…。前走立て直した効果があったスプリンクルソルト、減量騎手起用でもうひと押しを狙うコンテナワールド、開幕週向きの先行力があるクスクスが上位候補か。

8Rペリプルス ☆
 過去に今回と同じ福島2600メートルで現級3着はあるが、近走がワンパンチ足りない競馬続き。展開の助けがないと…。前走はスムーズさを欠いたリッチブラック、福島は相性がいいステラポイント、復調気配のマケルナマサムネが上位候補か。

9Rサムハンター ☆☆☆
 前走2着と徐々にクラス慣れしてきた印象。1週前に栗東坂路で51秒台の好時計をマークし仕上がりも良く、今回も上位争い可能。末脚堅実なモントブレッチア、前走は不利があったベルシャンソン、いい決め手を持っているシンボリックレルムが強敵か。

11Rモリノドリーム ☆☆☆
 除外で出走が延びたが、入念に乗り込まれ好仕上がり。前走もいい脚を使い、勝ち馬とは0秒1差。展開ひとつで上位争い可能。オープン特別なら力量上位のゾンニッヒ、先行力があるアサカラキング、福島巧者のファイアダンサーが強敵か。

12Rマイネルヒッツェ ☆
 ワンパンチ足りない競馬続き。開幕週向きの先行力はあるが、展開の助けが必要。復調気配のアンテロース、適距離に戻るテラフォーミング、堅実なティムールが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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