今週の丸山元気!

ニシノヒナマツリ 体調に不安抱え…「叩いた方がいいかも」

[ 2017年8月4日 19:15 ]

 今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。多くの騎乗依頼を頂きましたし、いい結果を残せるように頑張りたいと思います。

 シンコーマーチャン(土曜9R)は相変わらず子供っぽいところがありますが、前走も最後に差し返してますからね。行く馬がいれば番手からでも大丈夫だと思いますし、真剣に走ってくれるかどうかですね。

 バロンドゥフォール(土曜11R)は状態は悪くはないので、終いを生かす競馬をしてどこまでやれるか、展開次第ですね。

 シルヴァーコード(土曜12R)は前走のように壁を作れないと厳しいので、内めの枠は良かったと思います。スムーズに運ぶより少し詰まるくらいの競馬の方が合っていますし、変わってほしいですね。

 ナムラファラー(日曜1R)は背中が良い馬ですし、成績以上にやれそうな感じがあります。1500メートルでも前に行けると思いますし、一発を狙って頑張ります。

 ニシノヒナマツリ(日曜8R)は体調が良ければ、このクラスでも十分やれる馬なのですが…休み明けですし、叩いた方がいいかもしれません。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】

 ●土曜日(8月5日・札幌)

 2Rアパラチアン ☆ 前走は5着と着順を上げたが、内々をうまく立ち回ってのもの。時計短縮が必要で、現状では展開の助けがないと…。高いレベルで成績が安定しているタガノアニードとメモリーフェイス、末脚堅実なナムラアヴィが上位候補か。

 6Rダンスアラウンド ☆☆ 前走は早めに動く競馬で5着とメドの立つ内容。一叩きされて調教の動きが良くなり、更に前進も。2戦連続で2着のダブルバインド、前走は見せ場十分の2着だったエール、急仕上げの前走を叩いて上積み十分のリュイザンが上位候補か。

 8Rラレゾン ☆ 前走は相手関係に恵まれた印象。休み明けでも入念に乗り込まれているが、昇級初戦・牡馬相手でイキナリは…。プリンシパルS3着など強い相手と戦ってきたロードアルバータ、前走は脚を余したホットファイヤー、終い堅実なロードキングが上位候補か。

 9Rシンコーマーチャン ☆☆☆☆ 前走は高速馬場に対応し、直線で盛り返しての2着。前々で運べれば渋太く、今回も上位争いは十分可能。調教で好時計を出し状態上向きのリヴァイアサン、降級初戦の前走で2着と力を見せたモルゲンロート、終い堅実なキチロクステージが強敵か。

 10Rジャストザマリン ☆☆ 速い流れだったとはいえ、前走のG3フェアリーSで4着は能力の証。休み明けでも入念に乗り込まれており、流れひとつで上位食い込みも。距離短縮は好材料のタガノアスワド、前走は勝ち馬が強過ぎたスターファセット、前走は出遅れが応えたゴッドカリビアンが上位候補か。

 11Rバロンドゥフォール ☆☆ 前走は11着だったが、この馬自身も33秒台の上がりを使っており仕方ない結果。メンバーの揃っていた福島民報杯で4着した内容が良く、上がりを要する洋芝も合いそうな印象。この相手なら食い込みがあっても。昨年のこのレースの覇者モンドインテロ、オープン特別なら力量上位のシルクドリーマー、久々でも仕上がりが良いトゥインクルが上位候補か。

 12Rシルヴァーコード ☆☆ 前走は大外枠が災いし7着に終わったが、現級での好走歴は多数。丸山騎手も癖を掴んでおり、立ち回りひとつで巻き返しがあっても。好仕上がりで洋芝も合うペイシャフェリシタ、使いつつ競馬内容が良くなっているデスティニーソング、決め手上位のクラウンアイリスが上位候補か。

 ●日曜日(8月6日・札幌)

 1Rナムラファラー ☆☆☆ 調教に跨っている丸山騎手が好感触。終いが甘くなった近2走から距離短縮はプラスに出そうで、変わる可能性は十分。距離延長は歓迎のティーカラット、前走はハイペースに巻き込まれたドナカデンツァ、使いつつ体が絞れてきたラスエモーショネスが強敵か。

 2Rノボミリオンヌ ☆☆ 前走は出遅れながらもメンバー最速の上がりを使い6着。やや低調な組み合わせで、スタートさえ決まれば上位食い込みがあっても。堅実なサンデュランゴ、減量騎手でひと押しを狙うサンコロナ、調教の動きが良いメイショウラクエンが上位候補か。

 4Rミナミ ☆☆ 前走はいかにも初戦といった感じでスタミナ切れ。血統や体型から芝替わりは好材料で、調教の動きからも一変しても不思議ではない。小回りは合うフェアリーパウダー、コーナーの緩い札幌は合うエレクトロニカ、初芝で一変したモダンハートが上位候補か。

 5Rボールドスパルタン ☆ 入念に乗り込まれてきたが、もう一絞りできそうな体付き。使いつつ良くなってからか。水準以上の時計をマークしているネル、質の高い併せ馬を消化してきたトップヴォイス、好仕上がりのペプチドオーキッドが上位候補か。

 7Rゴールデンティアラ ☆ 中央再転厩後は10着と11着。立て直した効果と鞍上の腕でどこまで変わるかだが…。小回り向きの先行力があるショーカノン、復調気配のダンツチェック、前走は厳しいペースだったゼロカラノキセキが上位候補か。

 8Rニシノヒナマツリ ☆ 休み明けで本調子にない様子で、丸山騎手のトーンは低い。使いつつ良くなってからか。現級勝ちの実績があるトウショウジャイロ、先行力があるゲンパチケンシン、前走は時計が速すぎたピナクルズが上位候補か。

 9Rピッツィカート ☆ 500万ではワンパンチ足りない競馬続き。立て直した効果でどこまで変わるかだが…。渋太さあるコールストーム、前走は外々を回るロスがあったエアワイバーン、前走の終いの伸びが良かったラッシュアワーが上位候補か。

 10Rアナザーバージョン ☆☆ 前走の終いの脚は悪くなく、年齢を重ねた今なら1700メートルの方がレースもしやすいはず。再度ブリンカーも着用し、上位食い込みも十分可能。前走は道悪に泣かされたショーストーリー、先手を奪えれば渋太いディープオーパス、降級馬で仕上がりもいいスウィフトレイドが上位候補か。

 12Rシャララ ☆ 小回りは合っているが、前走はスローペースで展開が味方した印象。軽ハンデとはいえ、今回は昇級初戦。同型馬も多くイキナリ通用までは…。好仕上がりのオウケンブラック、叩いて状態上向きのトレクァルティスタ、現級勝ちがあるブリガアルタが上位候補か。

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