鳥山明さんが愛した女性は…妻は元漫画家、「かめはめ波」の名付け親

[ 2024年3月17日 08:15 ]

鳥山明さんの自画像イラスト
Photo By 提供写真

 【芸能 覆面座談会】今回もおなじみのメンバーが気になる話題を深掘りします。

 スポニチ本紙デスク 「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」の鳥山明さんが亡くなった。世界中の読者をワクワクさせてくれた偉大な漫画家だった。

 週刊誌記者 鳥山ワールドといえば魅力的な女性キャラも人気の要因の一つだけど、鳥山さんはどんな女性がタイプだったんだろうね。「Dr.スランプ」ならアラレちゃん、あかね、みどり先生…。「ドラゴンボール」ならブルマ、ランチ、チチ、人造人間18号…多彩な女性キャラが浮かぶけど。

 ワイドデスク さあ…鳥山さんはプライベートで多くを語る人じゃなかったからね。

 リポーター 奥さんも元漫画家らしいね。当時のペンネームはみかみなち。鳥山さんがブレークする前から「花とゆめ」などで活躍していた人気漫画家だった。「上を下へのロックンロール」など音楽を題材にした漫画が得意で、当時のロック女子を魅了したようだ。既に引退したけど、今も根強い人気があるみたいだよ。

 本紙デスク 同郷の愛知の同業者で集まる機会があって、そこから交流が始まったと聞いたことがある。「かめはめ波」の名付け親で、そのセンスと博学ぶりは鳥山さんが脱帽するほど。そんな話を聞くと、才能ある自立した女性がタイプだったのかもね。

 ワイドデスク ドラゴンボールでいうと、ブルマのような女性かな。

 リポーター 確かに。鳥山さんの作品には、愛らしさとたくましさを兼備した女性キャラが多い。ブルマはその象徴みたいな存在だね。可愛くてセクシーだけど、ドラゴンレーダーなど多くの発明がある科学者でもある。

 本紙デスク ヤムチャと付き合ったり、ベジータと結婚したり、少年漫画にありがちな、男にとって都合の良いヒロインではない。従来のヒロイン像を壊すリアルなヒロインだったのかもしれない。

 週刊誌記者 そういえば、悟空がブルマを女性として見ていた描写はなかったね。

 ワイドデスク 編集部が悟空とのラブコメ路線を提案したけど、鳥山さんがそれを断ったとの逸話もある。恋愛のやりとりを描くのは苦手と語ったこともあった。

 リポーター でもブルマは全編通して悟空を見守っていて、昨年亡くなった松本零士さんの「銀河鉄道999」のメーテルのような感じもある。恋愛にならなかったのも鉄郎とメーテルの関係っぽいのかも。やはり物語に欠かせない女性だったのは間違いない。

 本紙デスク バトル描写やギャグ、ファッション、画風など革新的な作風の鳥山さんだったけど、女性の描き方も新しかったといえるかもしれないね。

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