江宏傑氏側が再び声明 福原さん側に台湾の司法手続きの関連事項を公開しないよう求める

[ 2023年7月28日 02:12 ]

会見する江宏傑氏
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 27日に都内で会見を開いた卓球女子で12年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪2大会連続でメダルを獲得した福原愛さんの元夫で、リオ五輪台湾男子代表の江宏傑氏側が、同日夜にインスタグラムのストーリーズで声明を発表。福原さん側に、台湾の司法手続きの関連事項を公開しないよう求めた。

 声明は中国語と日本語で書かれており、日本の大渕愛子弁護士と3人の台湾の弁護士の連名で記され、江氏も自筆でサインをしたため「当事者である江宏傑さんの委任により、以下のとおり声明します」とし「みなさま、ありがとうございました。江宏傑さんと福原愛さんとの間の日本における紛争については、日本の裁判所が既に公正な審判を下しました。福原愛さんが日本の司法を尊重順守し、本件を早期に収束させることを願っています」と記している。

 さらに「福原愛さんが言及した双方の台湾の件については、今回開催した記者会見とは関係がなく、公開する必要がないにもかかわらず、福原愛さんは、それに言及しました。福原愛さんには、台湾の司法を尊重し、台湾の司法手続きの関連事項を公開しないよう求めます」としている。

 福原さんは、今回の江氏の会見の前に台湾の新竹地方裁判所の裁判官が「2023年3月27日午前10時からの法廷において、この家事事件の内容を公にしないよう指示し、元夫の江氏も裁判官の指示に従う旨を誓約」したことなどを記した声明を発表していた。また、会見後にも再び声明文を出し「子どもを最前線に立たせることは、法廷審理中の台湾の裁判官の命令に全く反しており、台湾の『児童及び青少年の権益の福祉及び保護に関する法律』の重大な違反です。台湾の事件と日本の事件は、同じ事実関係を前提にしており、密接に関連しています」などと記していた。

 江氏側の「福原さんに対し子供連れ去りで訴える」とする会見では福原さんが台湾から日本に連れて行った後、連絡が取れなくなっている長男(4)について、江さん側へ引き渡すよう東京家裁の決定が出たことを明かした上で、既に強制執行の申し立ても行い、進展次第では未成年者誘拐罪で告訴する可能性を示した。一方で、福原さん側は最終的な判断が下されていないと反論。主張が真っ向対立する泥沼の全面バトルに発展している。

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