元妻・福原愛さんの“子供連れ去り”訴え元夫会見 弁護士が見解「子供の引き渡しは強制執行難しい」

[ 2023年7月27日 15:49 ]

日本テレビ社屋
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 弁護士の三輪記子(ふさこ)氏が27日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、卓球女子の五輪2大会連続メダリスト福原愛さん(34)の元夫で、リオ五輪台湾男子代表の江宏傑氏(34)がこの日、都内で開いた会見についてコメントした。

 福原さんは2016年に江氏と結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年に離婚した際には、2人の子供の親権について、離婚後も父母双方が親権を持つ「共同親権」となると説明していた。

 江氏は「福原さんに対し子供連れ去りで訴える」とした会見で「本年7月20日、日本の裁判所の審判結果を受け取りました。福原愛さんに対し、息子を私に引き渡すよう命ずる内容です。私からは、日本の裁判所が審判を出して下さったことに感謝申し上げるとともに、『早く息子に会いたい』ということを申し上げたいです」と述べた。

 MCのフリーアナウンサー宮根誠司から「日本の裁判所が(審判を)出したということは、重いんじゃないですか?」と問われた三輪氏は、「重いと思うんですけど、これだけでは分からないのは、この引き渡し審判の結論が出たということだと思うんですけど、これが家庭裁判所段階の審判なのか、高裁まで行っているのか、それが確定したのかということがこれだけでは分からない、スピーチの内容ですよね」と、まだ疑問点が多いとした。

 福原さんの弁護士サイドがこの日、声明文で明かしたところでは、江氏との裁判は現在、日本と台湾の双方の裁判所で審理されている。異なる2カ国による裁判は、判決が矛盾するケースもあり、その場合はケースバイケースで対応することもあるという。三輪氏は「どうしても各国で法律がそもそも違うから、その法律に基づく裁判の結果が違うのはある種、当たり前じゃないですか?」と指摘。「子供の引き渡しって強制執行が難しいので、ちょっと難しくなりそうですね」と、解決には困難が予想されることを示唆した。

 江氏の会見開始前には、福原さんサイドが3月の法廷で台湾の裁判所がこの件の内容を公にしないよう指示しているとした上で、「江宏傑氏には、裁判官の要求に違反しないよう強く求めます」と求めていた。三輪氏は「それは福原さんの言い分で、江さんは江さんで違う言い分をお持ちなんじゃないかなと思います」と自身の見解を示した。

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