江宏傑氏と福原愛さん 長男巡り真っ向対立の泥沼…江氏は涙を流し、愛さん側は猛反論

[ 2023年7月27日 17:08 ]

江宏傑氏(左)と福原愛さん
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 卓球女子で12年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪2大会連続でメダルを獲得した福原愛さんの元夫で、リオ五輪台湾男子代表の江宏傑氏が、27日に都内で緊急会見を開いた。

 江氏は冒頭、「本年7月20日、日本の裁判所の審判結果を受け取りました。福原愛さんに対し、息子を私に引き渡すよう命ずる内容です。私からは、日本の裁判所が審判を出して下さったことに感謝申し上げるとともに、『早く息子に会いたい』ということを申し上げたいです」と説明した。

 会見に同席した台湾の弁護士によると、江氏と福原さんは21年7月、台湾の裁判所の手続きにより離婚。その際、2人の子供(長女、長男)について共同親権とする合意がなされた。

 その後、2人の子供は台湾で生活。しかし、22年7月23日、面会交流のため江氏が台湾の空港で福原さんに引き渡したところ、福原さんが連絡を絶った。福原さんは面会交流の予定期間が経過しても、息子を江さんに返還しないことを決め、同年8月23日に日本の裁判所に対して長男の親権指定の申し立てを行った。江さんと長男は22年7月23日から今に至るまで一切の接触が遮断されているという。

 台湾の弁護士は「江さんは(長男に)一生会えないのではないかと恐怖のもとにこの審判の手続きに対応し続け、頑張ってきました。私は何回も江さんとの会議で江さんの涙を見ました。本当に心苦しいです」と話し、江氏は「早く子供に会いたい。早くお姉ちゃんに会わせたい」と訴えた。

 福原さんは、会見とほぼ同時に福原さんサイドの弁護士の声明を発表。「福原愛さんと江宏傑さんの裁判は、現在、日本と台湾の新竹市の裁判所において家事事件が審理されています。いずれの国の事件も家事事件であり、誘拐等の刑事事件は全くありません。また、そのような刑事事件に当たる事実も全くありません」などと反論した。

 そして、台湾の新竹地方裁判所の裁判官が「2023年3月27日午前10時からの法廷において、この家事事件の内容を公にしないよう指示し、元夫の江氏も裁判官の指示に従う旨を誓約」したことに触れ、「福原愛も裁判所の指示に従う所存です。これは子の福祉と最善の利益を守るためです。子ども達は、まだ幼く、非常に傷つきやすい立場にあります」、「本人は、まずは母親として一番に子どものことを守るべきであると思っております。子どもたちを利用したり傷つける形で公の場で争うことは、避けたいと考えております。本人は、自分が言われるのはともかく、幼い心を傷つけたくないと切に願っております」と説明した。

 かつて台湾のバラエティー番組で1日60回以上キスするなど“ラブラブ夫婦”だった2人が、子供を巡って泥沼化している。

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