江宏傑さん側「選択肢としては、未成年者誘拐罪での告訴が考えられる」福原愛さんの出方次第で

[ 2023年7月27日 16:02 ]

会見に臨む江宏傑氏。左は大渕愛子弁護士(撮影・三島 英忠)
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 卓球女子で12年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪2大会連続でメダルを獲得した福原愛さんの元夫で、リオ五輪台湾男子代表の江宏傑氏が、27日に都内で「福原さんに対し子供連れ去りで訴える」とする緊急会見を開いた。

 江さんは冒頭、「本年7月20日、日本の裁判所の審判結果を受け取りました。福原愛さんに対し、息子を私に引き渡すよう命ずる内容です。私からは、日本の裁判所が審判を出して下さったことに感謝申し上げるとともに、『早く息子に会いたい』ということを申し上げたいです」と説明した。

 会見に同席した大渕弁護士は、引き渡しを命じる結果が出た翌日の21日、強制執行の申し立てを行ったことを明かした。「任意の引き渡しの可能性が低い」とし、「強制執行するにも時間がかかる。この引き渡しの強制執行は難しい面もある。子どもを傷つけてしまう面もある。申し立てをするのと同時に任意の履行を求めていく。強い希望で平和に引き渡して欲しいというのが江さんの強い思い。執行するよりも前に任意の引き渡しをしてほしい」と話した。

 「任意の引き渡しをしてくれないということであれば、次のことを考えないといけない」とも話した同弁護士。「次のこととは」と問われると、「選択肢としては、未成年者誘拐罪での告訴が考えられる」と話した。

 江氏と福原さんはリオ五輪後に結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年7月に離婚を発表した際には、2人の子供の親権について離婚後も父母双方が親権を持つ「共同親権」となると説明していた。

 その後、昨年7月には江さんが自身のSNSで、子供を連れて日本に帰国したまま連絡が取れなくなったなどと福原さんを批判。福原さんが台湾メディアで猛反論する騒動に発展していた。

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