NHK 12月スタートの衛星放送再編「廃止される番組はほぼない」 朝ドラ、大河も10月以降も継続

[ 2023年7月26日 17:46 ]

東京・渋谷のNHK
Photo By スポニチ

 NHKが26日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見を行い、10月からの番組編成方針に関する説明を行った。

 BS放送が12月からチャンネル数削減で再編成される同局。現在、NHKの衛星放送は「BS8K」「BS4K」「BS1」「BSプレミアム(BSP)」の4波体制となっているが、このうちの「BS1」と「BSプレミアム」を統合して2K画質の「NHK BS」に、BS4Kを「NHK BS プレミアム4K」として12月からスタートする(BSプレミアムは2024年3月に停波する)。これに伴い、BSプレミアムとBS4Kは10月に後期改定を行う。また、BS1についてはMLBの2023シーズン終了に伴い、11月に編成の一部変更することになる。

 同局は「新たな2つのチャンネルは、これまでの視聴習慣を大切にしながら衛星放送ならではのオリジナリティーあふれる魅力的なコンテンツを揃えました」とアピール。放送の「お知らせ」枠やこれまで放送していたBSプレミアム(103チャンネル)、特設サイトなどで周知していくという。

 NHK BSについてBS1とBSプレミアムのそれぞれで定着していたゾーンの編成を生かしながら、多彩なジャンルの番組を凝縮したチャンネルとしたとし、「再編により廃止される番組はほぼありません」としている。

 現在、BSプレミアム・BS4Kで連続テレビ小説や大河ドラマは早く放送しているが、こちらも10月以降もこの体制は維持。10月2日からは朝7時台で放送されている連続テレビ小説、連続テレビ小説アンコールは「ブギウギ」「まんぷく」再放送がスタートする。12月1日のチャンネル再編後はいずれもNHK BS、NHK BS プレミアム4Kにて放送される。また、同じくBSプレミアム・BS4Kで日曜午後6時からの大河ドラマも12月1日のチャンネル再編後はNHK BS、NHK BS プレミアム4Kにて放送される。

 現在のBS1については11月6日以降は「ワースポ×MLB」はシーズン終了後は番組は40分繰り上げ、「ワースポ×MLBサンデー」はシーズン終了後はBSセレクションとなる。なお、大リーグ中継については山名啓雄メディア総局長はシーズンが終了することもあり、「4月以降、新たに決まり次第出します」とした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年7月26日のニュース