王将戦第6局前夜祭に羽生九段が2人？　そっくりさん来場に会場騒然「小さい時から似てると…」

ALSOK杯王将戦第6局の前夜祭に駆けつけた羽生善治九段のそっくりさんの北九州市の自営業、浅野茂さん
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　将棋の藤井聡太王将（20）＝竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠＝に羽生善治九段（52）が挑戦する第72期ALSOK杯王将戦（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）7番勝負第6局（佐賀県上峰町「大幸園」）の前夜祭が10日、町内の温泉総合施設「卑弥呼の湯」で行われた。

　会場には羽生のそっくりさんも駆けつけた。北九州市在住の自営業、浅野茂さん（49）で「小さい時から似てると言われていました。メガネ？もちろん同じモデルで、髪型も真似て寄せてみました」とはにかんだ。

　将棋は小さい頃に遊びで指していた程度。だが、若い頃から羽生に似ていると周囲からいわれていたといい、縁を感じて2018年、勝てばタイトル獲得通算100期が懸かっていた竜王戦七番勝負、山口県下関市で行われた第7局の前夜祭に応援に駆けつけた。

　会場では「親戚の方ですか？」と声をかけられるなどファンを騒然とさせたというが結局、羽生はメモリアル勝利を飾ることはできなかった。今回、「僕が来ると縁起が悪いかと思ったのですが、どうしても応援したくて。頑張ってほしいです」とエールを送っていた。