【日本アカデミー賞】窪田正孝 最優秀助演男優賞受賞「本当にこの仕事をしててよかった」

[ 2023年3月10日 21:25 ]

最優秀助演男優賞を受賞し、スピーチする窪田正孝
Photo By 代表撮影

 日本映画界の祭典「第46回日本アカデミー賞」の授賞式が11日、東京都内のホテルで行われ、最優秀助演男優賞は「ある男」(石川慶監督)の窪田正孝(34)が初受賞した。

 芥川賞作家・平野啓一郎氏の同名小説が原作のヒューマンミステリー。妻夫木聡が主演で、死んだ夫の身元調査という奇妙な依頼を受けた弁護士が真実に迫る物語。窪田は失踪した“ある男”役を演じた。

 窪田は「まさか本当にもらえるとは思っていななかったので何も考えていませんでした」と驚きながら「一瞬の人生を描いたこの作品で、キーになる大役をやらせてもらえたことは、本当にこの仕事をしててよかったなと、この瞬間も噛み締めています」と語り、「映画の力は本当に無限だし、この仕事に携われていて、役者という仕事ができていることに心から感謝しています」とあいさつした。

 「ハケンアニメ!」の柄本佑、「ヘルドッグス」の坂口健太郎、「月の満ち欠け」の目黒蓮、「流浪の月」の横浜流星が優秀助演男優賞を受賞し、最優秀助演男優賞の候補となっていた。

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