餅田コシヒカリ ウィッグ生活の真相&治療中の病いを告白 同じ思いをしている人の「光になれたら」

[ 2023年3月4日 08:54 ]

餅田コシヒカリ
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 お笑いコンビ「駆け抜けて軽トラ」の餅田コシヒカリ(28)が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「ずっとお話できなかったこと」として自身が患っている病について告白した。

 この日、餅田は「【告白】餅田コシヒカリがウィッグをつける理由」と題して動画を投稿。「なぜ、私、餅田コシヒカリはいつもウィッグを付けているのか。多くの皆さんも疑問に思われていることを、ちょっとお話しようと思います。YouTube上で初めて話させていただきます」としたうえで「私は実は、脱毛症でして、円形脱毛症の中の蛇行型の脱毛症です」と告白。2019年12月放送の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で優勝したあたりから発症しており、約3年間、治療を続けている状態であると明かした。

 仙台出身の餅田はこれが初めての脱毛症ではなく、東日本大震災直後の高校生時も脱毛症を発症。最初はよくある円形脱毛症だったというが、それが多発してしまったといい、その時は入院治療を受けたという。その後、治療の効果もあり、地毛で生活していたというが、2019年に高校時代と同じ場所に円形脱毛症が再発したという。

 高校時代にも医師から「数年後には再発する」と言われてはいたといい、「もうそろそろかなぁとは思っていたんですけど。細かすぎての本番収録の時には結構少なくなっていて、部分もウィッグも使っていたんですけど、落ちたり、動いたりするかなどうしようかなと思っていた」と回顧。相方にも相談し、フルのウィッグをかぶることに決めたという。

 公表していなかった理由は「皆さんの前に出る仕事はしているからこそ、余計な心配をかけたくなかった」と説明。さらに「すごくプライバシーな問題だと思うから。自分としては髪の毛が全部抜けるっていうのは年頃の女子なので、すごくつらいこと。目を向けたくなかったことだった。憶測や偏見の目線で見られるのが怖かった」と話した。

 これまでもYouTobeで愛用するウィッグの紹介などもしてきた餅田。脱毛症を公表することに決めたきっかけは「とあるDM」だったといい、その内容は母親が抗がん剤の治療で髪の毛が抜けてしまい、「人生が楽しくなくなった」と言っていたが、餅田のウィッグ紹介で餅田と同じウィッグをプレゼントして喜んで、前向きになったというものだった。

 「私は紹介したウィッグによって、救われた人がいるという、感謝も伝えたかったし、どうしてウィッグ生活するようになったかもお話したいなと思うように、同じつらい思いをしている子もたくさんいると思うので、そういう方の支え、光になれたらいいなと思ってお話しました」とした。

 ストーリーズでも動画の「ずっとお話できなかったこと、お話させていただきます」と思いをつづった。

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