山口真由氏 コロナ対策に提言「50代以下と60代以上がかかる場合を分けて考えた方がいい」

[ 2022年7月23日 10:03 ]

山口真由氏

 元財務省官僚、弁護士で信州大の山口真由特任教授が23日、読売テレビ「あさパラS」(土曜前9・25)に出演。新型コロナの新規感染者数が急増していることについて語った。

 後藤茂之厚労相は22日、感染拡大を防止しながら社会経済活動を維持する観点から、濃厚接触者の待機期間を現在の7日から原則5日と短縮することを発表。さらに2、3日目の抗原定性検査でいずれも陰性だった場合は、3日目で待機を解除するとした。

 この国の方針について、山口氏は「アメリカでも濃厚接触者はワクチンを規定回数打っていれば、イングランドでも同じように隔離期間はないじゃないですか。(日本は)ちょっと遅いんじゃないかなと思って」と指摘。「政府が出している対処方針を見ると、50代以下だとインフルエンザの致死率が0.01%、コロナも0.01%と書いてあるんですね。だから、50代以下がかかる場合と60代以上がかかる場合を分けて考えた方がいい」と語った。

 そして最後に「50代以下の人を殊更に検査して、濃厚接触者だから休みなさいというのはちょっとおかしいんじゃないかと思います」と指摘した。

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2022年7月23日のニュース