安倍元首相銃撃事件 ほとんどの警察官が「棒立ち状態」 犯罪ジャーナリストが警備体制を問題視

[ 2022年7月13日 16:13 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が13日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。安倍晋三元首相(享年67)が参院選の街頭演説中に銃撃され死去した事件に言及、当日の警備体制を問題視した。

 捜査関係者によると、今回の事件で逮捕された元海上自衛隊員の無職山上徹也容疑者は、安倍元首相の背後から手製の銃を持って近づき、約7メートルの場所から1発目、続いて約5メートルから2発目を発射。その間約3秒で、両地点でしっかりと立ち止まり両手で銃を構えて撃っていたという。

 小川氏は「無警戒とは言いませんが、後方の警備が薄かった。後方を壁にする、宣伝カーを利用するなどの対策が必要だった」「山上容疑者が動いてると認識していた警察官間違いなくいたはず。本来なら声をかけなくても、近寄っていくべきだった」と指摘。「一発目の発砲音が聞こえたとき、中には気付いてしゃがんだ警察官もいます。ただ、ほとんどの警察官が棒立ち状態。そのあたりで一瞬驚いてしまった、これはありえないこと。本来はしゃがむと同時に安倍さんに飛びつくなり抱え込むなり大声で伏せろと言ったり。それがまったくないことが問題」と厳しい言葉を並べた。

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2022年7月13日のニュース