太田光 選挙特番で過激発言封印の理由「全然ガーっといく予定だったんだけど」

[ 2022年7月13日 13:20 ]

「爆笑問題」太田光

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(57)が12日深夜、TBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・00)に生出演し、10日放送の同局系選挙特番「選挙の日2022私たちの明日」に臨んだ心境を振り返った。

 参院選の投開票日を2日後に控えた8日、奈良市で安倍晋三元首相が銃撃され、亡くなるという事件が起きた。太田は「本当に…何というかね…悲しいというか」とつぶやいた。

 10日の当日は「サンデージャポン」に続き、同局ラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」にも生出演。その後、特番の楽屋入りするという超多忙スケジュールだった。「コピーとかメモとか頭の中で整理して、じっと見てたらさ、TBSのお偉いさんたちが心配なんだろうね。差し入れを持って、いろんな、なんとか局長が入れ替わり立ち替わり、俺の部屋に来てさ、“よろしくお願いします”って。“頼みますよ!”って」と、念を押されたことを明かした。

 さらには妻で所属事務所の太田光代社長にもクギを刺されたという。「社長が“人の話をさえぎらない。バカ野郎、この野郎を言わない。ふざけたことを言わない。分かってる?”って感じで言われて。“分かってます!分かってます!”って。泣きそうになる」と振り返った。

 番組は、10月に出演した衆院選開票日の特番で起こしたような炎上騒動にはならず、終了した。太田は「あの痛ましい事件がなければ、俺は全然ガーっといく予定だったんだけど、とにかく自分の気持ちがそうならないし、議論なんかする気分じゃないんだよ」と、本音を打ち明けていた。

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2022年7月13日のニュース