水谷隼氏「人生初の挫折」を救ったのは出前のカレー「食べ始めてから無双状態、勝ちまくり」

[ 2022年5月7日 21:28 ]

水谷隼氏
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 元プロ卓球選手の水谷隼氏(32)が7日放送のTBS「炎の体育会TV アスリートの勝負メシSP」(後7・00)にVTR出演。現役時代、自らを支えた食事の存在を明かした。

 母校・明治大学の卓球部練習場を訪れた水谷氏は、「ここで練習をしていたんですよ。ここでよく出前を取っていたカレーをご紹介したいと思って」とコメント。近くのそば店「増田屋」で注文していたカレーが「人生初の挫折を救った」という。「大学の全日本選手権があって同級生に負けたんですよ」と水谷氏。大学生の全国大会であれば、水谷氏が優勝するのが当然との空気があったが敗戦、「挫折」を経験した。

 その後に同店のカレーを食べるようになったとし、「食べ始めてから全日本選手権でも5連覇したりとか、無双状態です。勝ちまくり」と告白。「ほぼ毎日食べていた。練習がきつくてもカレーのために頑張らなきゃと思って」と、かなりのお気に入りであることを話した。

 カレーは皿をほぼ真横にしてもルーが流れないほど「固い」のが特徴。練習場から10年ぶりに電話注文した水谷氏は、カレーを口に運ぶと「懐かしい味ですね。少し辛くちょっとパサパサしていて、クセになります」と語り、満足げな表情を浮かべた。

 その後「増田屋」の店舗を初めて訪問した。お店で提供されたカレーは、ルーが出前のものよりサラサラしており、水谷氏はビックリだ。店主の男性が「卓球部の人たちが一生懸命練習するでしょ。汗をかく分だけ塩分をとりたくなるんじゃないかと。そういう思いがあって(出前は)少し固めにして塩辛くしている」とタネ明かし。水谷氏は「優しい。そういう気づかいがあったのを知れてよかった。卓球部員も気づかいをされて今、カレーを食べている。今日は本当にありがとうございました」と感謝していた。

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2022年5月7日のニュース