MISIA 渡辺裕之さん悼み涙…昨年「24時間テレビ」バンドで共演「優しい姿を思い出します」

[ 2022年5月7日 20:47 ]

MISIA
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 歌手のMISIA(43)が6日、ニッポン放送「MISIAのオールナイトニッポンGOLD」(金曜後10・00)で、3日に66歳で急死した俳優の渡辺裕之さんを悼んだ。

 MISIAは番組冒頭、「今夜は最初にお話したいことがあります。5月3日、俳優の渡辺裕之さんがお亡くなりになられました。心よりお悔みを申し上げます」と悼み、数年前からの交流を回顧。渡辺さんの次女でミュージシャンの渡辺磨裕美はMISIAのバンドにコーラスで参加していることもあり、父の渡辺さんとも親交があったという。「渡辺さんとは数年前に初めてお会いしたんですけれども、お食事をご一緒したこともありますし、音楽が大好きな方で、ライブにもよく来ていただいていて、2020年コロナ禍で夏にジャズクラブからライブを再開した際も見に来てくださって。いつも応援してくださって、気に掛けていただきました」と明かした。

 昨夏の日本テレビ系「24時間テレビ44」で、MISIAはさだまさし、ピアニストの紀平凱成とともにチャリティーソング「歌を歌おう」を製作。同曲は番組で「24時間TV歌おうバンド」によって披露されたが、渡辺さんはドラマーとして参加していた。MISIAは、渡辺さんがバンドメンバーと笑いながら話す場面を思い起こし、「優しい姿を思い出します」と回顧。また、昨年12月にMISIAがコロナ下でのライブ総数100本に到達した際には「バラの花を100本、大きな大きな花束にして、ステージまで届けに来てくださいました」とし、渡辺さんの優しい人柄を明かした。

 「渡辺裕之さんの安らかな眠りを心からお祈りしております。いつも優しく声を掛けてくださり、気に掛けてくださり、一緒の時間を過ごしてくださり、ありがとうございました」と感謝を語ったMISIA。そして共演した「歌を歌おう」をについて「渡辺さんと一緒にお送りした歌は『歌を歌おう』という歌で、磨裕美ちゃんもコーラスをしてくれました。悲しい時もどんな時も、あなたを思うこの思いが、前を向こうとするこの思いが、あなたへと届くように歌っていこうという歌です」と曲に込めた願いを吐露。「だから歌っていこうと思いますし、悲しみの中にいる人とも、みんなと力をあわせて、歌を奏でて前に向けて進んでいけたらと思います。あなたに届くように歌っていこうと思います」と決意を語り、「歌を歌おう」を流して渡辺さんを追悼した。


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