玉川徹氏 吉野家元常務の不適切発言にあ然「中毒って…ちょっと引きますよね」

[ 2022年4月19日 17:34 ]

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 テレビ朝日の玉川徹氏が19日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。今月16日に牛丼チェーン「吉野家」の伊東正明常務(企画本部長)が、早稲田大学日本橋キャンパスで開かれた社会人向け講座で不適切な発言をしたことコメントした。

 問題となったのは、早大主催「デジタル時代のマーケティング総合講座」の初回講義。18日に謝罪した吉野家によると、伊東氏は「不適切な表現で不愉快な思いをする方がいたら申し訳ない」と前置きした上で、若者を牛丼好きにするための戦略について「地方から出てきた生娘さんが、初めて(吉野家を)利用して、そのままシャブ漬けになるような企画」と表現した。19日、吉野家は伊藤常務の解任を発表し、「コンプライアンス遵守の徹底に取り組んでまいります」などと、公式サイトにつづった。

 今回の発言について、玉川氏は「人権、ジェンダーの問題もあるともちろん、思いますよ。あるんですけど、僕が一番びっくりしたのは牛丼中毒にするっていう、ここなんです。外食チェーンとして中毒って…」とあ然。“中毒”という単語を辞書でもう一度調べたといい、「いい意味なんかないんですよ。中毒って言葉に。常務ですから、経営方針、社の目的として客を中毒にさせようと思って、思ってるんですか?って思っちゃうんです。そう受け取りました」とあきれ顔。「吉野家の牛丼好きで、たまに食べたくなるんですよね。なんで、たまにどうしても食べたくなるんだろうなって思ってたんですけど、作っているほうは僕を中毒させようと思って作ってたのかと思うと、ちょっと引きますよね」と見解を示した。

 さらに「発想の順番として、おいしいものを提供して、おいしいって思って、また食べたくなって、おいしいものを食べにいくっていうふうなことじゃないんじゃないの?って思っちゃう。中毒にするってことが目的なんだから、依存させると。依存させるためにはどういうふうにしたらいいのかって考えながら、食品を作ってるってことになっちゃうと、なんか目的がそれだとすると、どんな手段が出てくるんだろうて、怖くなっちゃう」と続けた。

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2022年4月19日のニュース