「ストックがゼロ」収録番組にもコロナの影響、テレ東「あちこちオードリー」は総集編を放送

[ 2022年1月27日 15:35 ]

テレビ東京
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 お笑いコンビ「オードリー」が新型コロナウイルスに感染したことを受け、テレビ東京「あちこちオードリー」(水曜後11・06)の26日放送回が総集編となった。番組を手がける元テレ東のテレビプロデューサー、佐久間宣行氏はラジオで「ストックがゼロ」「今週は総集編と未公開を流した」と説明した。

 感染者が相次ぎ、制作現場に影響が広がっているテレビ業界。生番組ではリモート出演のほか、代役を立てるケースなどで対応しているが、収録番組にも波及した。「あちこちオードリー」は今注目の有名人をゲストに迎え、本音トークを展開する人気番組だ。MCとして番組を切りする「オードリー」春日俊彰が19日、相方・若林正恭も22日に感染を公表。これに伴い、26日の同番組は「売れっ子&レジェンドの名場面SP」、「パンサー向井&オードリー『2021年の反省ノートSP』未公開シーン」が放送された。

 今回の対応については、同番組に携わる佐久間氏が26日深夜放送のニッポン放送「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」の中で言及。「もうニュースになってるけど、『あちこちオードリー』は(収録)当日、春日が発熱して若林君もお休みになったから、2本そのまま撮れてないから、今週は総集編と未公開を流した」と話した。前週19日深夜放送の同番組では「ストックがゼロなんで、もう来週から総集編です」と予告していた。

 佐久間氏は「ということで、本当にバタバタで追われている感じ」と現状を報告する場面も。コロナの感染拡大でテレビ業界へのさらなる影響が懸念される。

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2022年1月27日のニュース