橋下徹氏 共通テスト問題流失に「入試一発っていう仕組みだから、みんな、こんなカンニングして…」

[ 2022年1月27日 11:03 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。今月15日の大学入学共通テストの試験中に世界史Bの出題内容を写した画像が外部流出したとみられる問題について言及した。

 出題内容を写した画像を送信した疑いのある高校2年と称する人物は、画像を受け取った大学生2人以外に少なくとも2人とやりとりし「完璧な解答をしてほしい」などと要求。この人物はサイト上で女子生徒だと自己紹介していた。警視庁は、「女子生徒」が4人以上の大学生に接触を図ったとみて、偽計業務妨害容疑で捜査している。

 橋下氏は「こういうテクノロジーで乗り越えられるような試験がそもそも時代に合ってないというか、昔、テクノロジーがなかったらこういう知識は自分の脳みその中に入れておかなければいけなかったんですけど、今はもうそうじゃなくていいし、通信なんかで外部にそういう知識の部分を委託すれば、もうその知識は入手できるしね」などと自身の考えを述べ、AO入試に触れて「情報収集した上で、何か答えさせてそこで能力を見て、最終的には入試じゃなくて、抽象論になってしまうけど、大学入った単位認定とか卒業認定のところでしっかりみていけばいいわけでね。なんかこの入試一発っていう仕組みだから、みんな、こんなカンニングしてここを乗り越えようなんてやってしまうんじゃないかな」と話した。

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2022年1月27日のニュース