【紅白リハ】まふまふ ブレーク後の後悔は名前…米津玄師に憧れ「本名ですけど、かっこ良すぎませんか?」

[ 2021年12月30日 14:05 ]

<第72回NHK紅白歌合戦リハーサル>フォトセッションに臨むまふまふ(撮影・河野 光希)=30日、東京国際フォーラム
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 大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサル3日目が30日、東京・有楽町の東京国際フォーラムなどで行われ、初出場のまふまふ(年齢非公表)が囲み取材に参加した。

 ミュージシャンやボカロP(ボーカロイドを使った音楽プロデューサー)など、さまざまな顔を持つクリエーター。今年5月には東京ドームから全世界無料配信ライブを行い、話題になった。

 今回はオリジナル曲ではなく、「命に嫌われている。」を歌唱する。ミュージシャンでボカロPのカンザキイオリの代表曲で、まふまふも「歌ってみた」動画を投稿、自身のブレークのきっかけとなった楽曲でもある。「音楽をしている者からしたら、『オリジナルの曲で出た方がいいんじゃないの?』という意見もたくさんあったと思うんですけど、カバーで出させてもらったことがうれしくて、NHKさんに対して僕のこと分かってもらえているんだなとうれしかった」と感謝を口にした。

 テレビで育ってきた世代にはなじみ深いとは言えない存在だが、ネット世代からは絶大な支持を受ける。「テレビにはテレビにしかない、ネットにはネットにしかない良さがある」と、出演を通じて世代間をつなぐ橋渡し役になることを誓った。

 この日は黒の上下に白いコートを羽織り、顔にはトレードマークの黒いマスクをして登壇したが、本番ではマスクを外すことを予告している。「マスクも外して歌います」とあらためて宣言していた。

 「まふまふ」という名前は、10年ほど前に友達から何気なく付けてもらったハンドルネームだという。「大きくなって活動をしていって、紅白歌合戦に出ますなんて、10年前は夢にも思わなかったので、戻れるなら…この名前だけはやめておけと。僕もこれだけは本当に後悔し続けています」と笑って告白。改名の候補を聞かれると、「パッとは思いつかないですけど。ひたすらうらやましいですね、米津(玄師)さんが。本名ですけど、かっこ良すぎませんか?そうなるべくして生まれてきたかのような名前」と実名を挙げて絶賛。その後、「米津さんの名前を出して良かったですか?」と心配していた。

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