華原朋美 過去の葛藤告白し号泣「なんで私は華原朋美なんだ」「引退したいって何度も」「死ねなかった」

[ 2021年11月3日 22:59 ]

華原朋美
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 歌手の華原朋美(47)が3日放送のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」(水曜後10・00)に出演し号泣する場面があった。

 華原のことを「努力よりも負けたくないが一番」と診断した人気占い師・木下レオン氏。続けて「ただね、それで今まで頑張ってきたんだけども、その負けず嫌いが、すごく悪い方向性に行かせている」と語った。

 それは「25歳くらいから今までも、朋さんは“ある女性”に負けたくないと思っている」と告げた。さらに「その女性のことを恨んでいる」と伝えると、華原は「確かに。悔しかったもんな、あの時」と思い当たる節があった。

 木下氏が「それは当時の“華原朋美さん”ご自身。そんなことないですか?」と尋ねると、華原は「そうです」と答えると目からは涙がこぼれた。さらに「辛いでしょ?」という問いには「辛いです」と正直な気持ちを吐露。

 「何でそれをするんですか?」と尋ねられると「だって“華原朋美”じゃなかったら、あんな捨てられ方はしなかった。私が“華原朋美”じゃなかったら家族に迷惑をかけることもなかった。世間を騒がせることもなかった。『なんで私は華原朋美なんだ』って何度も何度も自分に問いかけてきました」と号泣しながら声を振り絞った。

 「“華原朋美”として走り出しちゃったから、もう辞められない。『引退したい』って何度も思ったことあるけど、でも、負けたくない」とこれまでの葛藤を吐き出した。木下氏は「ご自身がこれから良くなるためには、その考え方をやめてください。2人は一心同体になることによって、より生きやすく、そして輝くことができる」とアドバイスを送った。

 このアドバイスに華原は「できないかも」と自信なさげ。木下氏は「できないのは今までやってないからできない。相当辛かったし、相当努力をした。普通だったら、もう自殺していてもおかしくないような状態までいってた」と語りかけた。

 華原は「本当にその通りで『私なんかいなければよかったのに』って今まで何度も何度も思ってきた」。隣にいたものまねタレントのみかん(37)は「そんなことないですよね。朋ちゃんの歌に救われた人たくさんいる」と伝えた。だが「私は救われなかった。自分で歌ってきても。自分自身が救われなかった。死ねなかった」と涙ながらに語った。

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2021年11月3日のニュース