堤真一の妻は小学生!? 来年1月スタートTBS「妻、小学生になる。」で5年ぶり連ドラ主演

[ 2021年11月3日 06:00 ]

TBSドラマ「妻、小学生になる。」に主演する堤真一
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 俳優堤真一(57)が来年1月期のTBSドラマで主演する。「妻、小学生になる。」(金曜後10・00)で、主人公のサラリーマンが小学生に生まれ変わった亡くなった妻と家族を再生させるホームドラマ。50歳の夫と10歳の妻のアンバランスな夫婦が、生きる活力をくれる作品だ。

 原作は「週刊漫画TIMES」(芳文社)に連載中の、村田椰融(やゆう)さんの同名漫画。漫画は妻が主人公だが、ドラマでは夫を軸に描く。堤の連ドラ主演は、17年の日本テレビ「スーパーサラリーマン左江内氏」以来5年ぶりとなる。

 演じるのは、10年前に最愛の妻を失い、残りの人生を“余生”と考えていたサラリーマン。そんな無気力の毎日に「あなたの妻よ」と言う10歳の元気な小学生が現れる。話を聞いて妻だと確信。娘とともに3人の家族の時計が再び動きだす。

 現実ではありえないファンタジックな物語。制作側は堤の起用について「妻が小学生として生き返るという荒唐無稽な話を、見た方々が“こんなことあるかもな”と信じて、さらについ応援したくなるという夫の役は堤さんしかできないと思った」と説明した。

 主人公は妻との再会を喜び、叱咤(しった)激励されながら生気を取り戻していく。ただ、妻には別の家族があり、門限は6時。ランドセルを背負った妻と一緒に歩けば不審者扱いされてしまう。それでも真っすぐに妻を愛する主人公を、堤がどう演じるのかが見どころだ。

 堤は「実際に“妻が小学生になったら”と考えてみても、どうつくり上げていいものか難しい」と正直に明かしつつ「妻が小学生になったことを主人公がどう受け入れて、そしてどのように進んでいくのか、みじんの疑いもないようにしないといけないなと感じています」と力を込めた。

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