宮根誠司　池袋母子死亡事故、禁錮5年判決の被告が控訴の場合も「なかなかひっくり返せるものではない」

宮根誠司アナ
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　フリーアナウンサーの宮根誠司（58）が2日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に出演し、東京池袋で19年4月に乗用車の暴走事故で旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告（90）がこの日、東京地裁で開かれた判決公判で禁錮5年の実刑判決を受けたことに言及した。

　起訴状によると、飯塚被告は19年4月19日昼、東京都豊島区東池袋4丁目で、横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さん＝当時（31）＝と長女莉子ちゃん（3）＝を乗用車ではねて死亡させたほか、男女9人に重軽傷を負わせたとしている。弁護側は経年劣化などで車の電気系統に異常が生じ、ブレーキが利かなくなり暴走したと無罪を主張していた。

　判決は番組放送中に速報出伝えられた。禁錮7年の求刑に対して、判決は禁錮5年。宮根は「飯塚被告に禁錮5年が言い渡されました。求刑は7年だったんですが、弁護側の主張はほとんど認められなかったということですか」と話した。

　また、今後の裁判について「控訴期限というのは2週間。2週間の間に、飯塚被告、弁護側も含めて話し合いをして控訴するかどうかっていうところですね。控訴する、最高裁まで行くっていうのは権利としてもありますけど、僕らから見ても（禁錮5年の判決は）なかなかひっくり返せるものではないと思うんですけど」と語った。