三鴨広繁教授 都内病床150床増加に「よく増やしたなと思います。しかしながらまだまだ足りない」

[ 2021年9月2日 16:32 ]

三鴨広繁氏
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 プロ野球とJリーグの新型コロナウイルス対策専門家チームのアドバイザーで愛知医大感染症科教授の三鴨広繁氏が2日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。東京都が2日に新型コロナウイルスのモニタリング会議を開き、厚生労働省との改正感染症法に基づく新型コロナウイルスの病床確保要請に対し、都内の医療機関から回答を受けた結果、新たに確保できたのが150床だったと明らかにしたことに言及した。

 これで確保病床は6117床となったが、都が目安としていた計7000床の確保を下回っており、一層の増加を進める方針。都と厚労省は8月23日、都内にある約1万4000の医療機関に要請。コロナ患者を受け入れている病院にはさらなる病床確保を、受け入れていない診療所などにはワクチン接種や酸素ステーションなどへの人員派遣の協力を求めていた。

 三鴨氏は「私は医療関係者で、実際に苦労も分かりますから、これはよく増やしたなと思います。しかしながらまだまだ足りないというのが現実ではないでしょうか」と話した。

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2021年9月2日のニュース