元財務省官僚の山口真由氏、メダルかみ河村市長をバッサリ「品位の問題。選挙まで覚えておくべき」

[ 2021年8月14日 10:34 ]

 元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授は14日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜前9・25)に出演。名古屋市・河村たかし市長(72)が、東京五輪ソフトボールで優勝した後藤希友投手(20=トヨタ自動車)の金メダルをかじった問題について「人間としての品位の問題だと思います。4年後の選挙まで覚えておくべき」とバッサリ切り捨てた。

 河村市長は4日、後藤投手が優勝報告のため名古屋市役所を表敬訪問した際、金メダルを首にかけられ、マスクを外してメダルを噛む“愚行”に出た。MCのハイヒール・リンゴ(59)は「なんちゅう間もなく、パッと噛みはったんですね。あんなに早くね」と誰も制止する暇がなかったことを指摘。「品性が…。コロナの時期にね?」と山口に振ると「コロナじゃなくても。人が獲ったメダルでパフォーマンスをしようっていう自己顕示欲自体が、非常にあさましいって思いましたけどね」と山口は眉をひそめた。

 番組冒頭で東京五輪が取り上げられた。新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言下で開催され、史上最多の58個のメダルを獲得したが、1番注目されたのが河村市長の“愚行”。リンゴも「河村さんは会見での謝り方もグダグダやった。反省してない。一括してちゃんと謝ってたら、ちょっとこの非難も収まってたかも」と興奮気味に話した。

 芸能界、他のメダリストらからも多くの批判の声が挙がり、IOCがメダルを交換する問題にまで発展。チュートリアル・福田充徳(46)は「誰も注意する人がいなかったんでしょうね。芸人でもあのボケ絶対にやらないですよ」と苦笑い。さらに「他のメンバーとお揃い(のメダル)にしたいじゃないですか。そうなったら、全員のメダルを替えるか、全員のメダルを噛んでもらうしかないですね」と笑わせた。また、市川右團次(57)も「偽物のチョコレートをつけて金紙を食わしたかった」と笑いを誘った。

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2021年8月14日のニュース