志村けんさん しめやかに一周忌法要 最愛の母の七回忌と一緒に 兄・知之さん「まだ気持ちの踏ん切りが」

[ 2021年3月28日 13:23 ]

<志村けんさん一周忌法要>志村けんさんと母・和子さんの写真を手にする兄の志村知之さん(撮影・吉田 剛)
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 昨年3月に新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で亡くなった志村けんさんの一周忌法要が命日を前にした28日、出身地の東京都東村山市内の寺でしめやかに営まれた。兄・知之さん(74)ら近親者が参列し、墓前に手を合わせた。

 墓には15年に亡くなった最愛の母・和子さん(享年96)も眠っている。和子さんの七回忌もこの日、同時に行われた。

 知之さんは弟と突然の別れから1年が経ち、本紙の取材に「まだ気持ちの踏ん切りがついていないんです」と複雑な心境を吐露した。

 死後もなお、毎日のようにファンらが実家や墓前に足を運んでくれるといい「いつまで人気があるのかな…と感じている」と国民から愛された志村さんの存在に改めて思いをはせた。

 志村さんは昨年3月29日に他界。入院してからわずか9日だった。国内での著名人のコロナによる死去は初めてで日本中に大きな衝撃となった。 

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