須田哲夫アナ 半世紀以上の時を経て“姉”の黒柳徹子に直接謝罪も…「それ?覚えていません」

[ 2021年2月25日 17:59 ]

須田哲夫アナ
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 元フジテレビのフリーアナウンサー・須田哲夫(73)が25日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。半世紀以上前から心残りだったことを黒柳徹子(87)に直接伝えて謝罪し、すがすがしい表情を浮かべた。

 フジテレビ「3時のあなた」「FNNスーパーニュース」などで知られ2019年に同局を離れた須田アナは、児童劇団出身。小学4年のころから2年間、NHKの教養番組「はてな劇場」(1957~61年放送)に徹子の「弟役」として出演した。

 スタジオの須田アナは“姉”を前に「人生で1番ドキドキしています。オーバーではなく」と吐露し、「小学校のころにご一緒した黒柳さんと、こうやってテレビでお話しできるというだけで、もう…」と感激した。一方の徹子も「けんちゃん(須田)って言って、私の弟ですあの人はって言って」と懐かしそうだ。

 その後、須田アナは謝りたいことがあると切り出した。NHK局内での出来事、更衣室の前で徹子から「けんちゃんここで番をしていて、人が来たら入らないようにしてほしい」と頼まれていたが、荷物を抱えた男性の入室を止められなかった。須田アナは「中で黒柳さんが悲鳴を上げたらどうしようとか、ドキドキしたのを覚えています」と振り返った。

 一方の徹子は「なんだったんだろう、それ?覚えていません、ふふふ」。須田アナは苦笑しながら「中で素っ裸になっているのかなとか、着替えていたら失礼、止めなきゃいけないって」と当時の心境を回顧。男性は「衣装」担当だったと推測した上で、「ずーっと、あれを止めなかったことがですね、いまだに60年以上経って、いまだに頭の中にあります」と真摯に語り頭を下げた。

 「そうなの?いーい人、本当に。でもキャーって言わなかったから衣装の人だったんでしょう」と笑った徹子は、「今日からゆっくり枕を高くしてお休みください」と伝えた。須田アナは恐縮し、「黒柳さんのお顔を見ても、その時の光景が浮かばないようになります、これで」と感慨深げだった。

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2021年2月25日のニュース