東国原英夫 菅首相長男の接待問題に「モリカケの時に…ふんどしを締め直そうとならなかったのかな」

[ 2021年2月25日 15:08 ]

東国原英夫
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 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)が25日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題について言及した。

 総務省は24日に正剛氏らとの会食は利害関係者からの違法接待と認め、事務次官級の谷脇康彦総務審議官(60)ら9人を減給や戒告の懲戒処分とするなど計11人の処分を発表。菅首相は総務審議官当時に正剛氏らから7万円超の接待を受けた山田真貴子内閣広報官(60)を厳重注意した。山田氏は給与10分の2の3カ月分に相当する額を一括で自主返納する。武田良太総務相は、閣僚給与3カ月分を自主返納するとともに、副大臣をトップとする検証委員会を設け、放送行政がゆがめられた事実の有無などを調査する方針を明らかにした。

 東国原は、大蔵省(現財務省)の職員らが、東京・歌舞伎町のノーパンしゃぶしゃぶ店「楼蘭」で金融機関から頻繁に接待を受けていた1998年の「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」を引き合いに出し「あの事件以来、倫理規定が非常に厳しくなったというのを聞いていて、国家公務員の方々は民間企業さんとは距離を置いてお付き合いしているんだろうなあという予測をしていました」と言い、「この時期にそういう接待とかが内々で行われていたってことに純粋にびっくりしました」と話した。そして、「モリカケの時に経産省の官僚さんが絡んでいたということで、接待等々受けたということで辞任をされている。そういった時に官僚さんたちはもう1回ふんどしを締め直そうとならなかったのかなと思ってね、それが不思議ですね」と自身の見解を述べた。

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