さんま、バブル崩壊で5億の借金…究極の2択は「しゃべるか、死ぬか、だけだった」

[ 2021年2月15日 19:00 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(65)が15日、ニッポン放送「明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト~“えらいこっちゃ”まさかの大ピンチ!~」(後5・30)に生出演し、過去の大ピンチについて語った。

 お金にまつわるピンチの話についてリクエストされると、さんまは「想像を絶するような話になるので、極力しないようにしてます」とリアルな危機だったことを前置き。「家がバブルはじけて5億の損害が出た」と、バブル崩壊のころに背負った多額の借金について語った。「しゃべるか、死ぬか、だけだったんですよ。こんな楽な2択はないですよ?中途半端な金額の借金だと、『どうしよう?ここもバイト、ここもバイトして、何々をして返そう』となるけど、億を超えると、もう2択しかないんですよ」と、額の大きさゆえに死も選ぶことも覚悟したと明かした。

 当時、見ていた夢があるという。「よく、声が出ない夢を見たのがそのころ」。夢の中の自分は、声が出ない状態でテレビに出ていたという。「僕、パントマイムで笑わせているんですよ。夢の中で大爆笑なんです。パントマイムで司会やってるんですよ?できるわけないでしょう?俺、やったんです。夢だったんですけど」。しゃべり続けることで、借金をコツコツ返済する道を選び、「10年前くらいにようやく返せたのかな?」と明かした。

 またさんまは、“笑える”ピンチ話も披露した。高級料亭で10人ほどですき焼きを食べた際の、クレジットカードを使えないことを知らず、会計の時に大焦り。「いつもええカッコして『5社くらい経営してるんですわ~』みたいな兄ちゃんがいるんですよ。そいつ、1万しか持ってなくて。『お前、5つ会社やってるって言ったやろ、あほんだら~!』って、みんなにののしられて」と笑わせていた。

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2021年2月15日のニュース