なすび「30分くらい足震えていた」 福島県内の実家で食器50~60枚割れる

[ 2021年2月15日 05:30 ]

震度6強地震から一夜

停電になったことを報告したなすび(なすびのTwitterから)

 福島県内の実家に滞在中に地震に見舞われたタレントなすび(45)が14日、スポニチ本紙の電話取材に応じ「家の中はぐちゃぐちゃ。30分くらい足が震えていた」と恐怖を語った。

 13日の地震発生時は1階リビングでくつろいでいたそうで、近くにあった食器棚の扉が揺れの影響で開き、中にあった皿などの食器50~60枚が割れた。なすび本人は東日本大震災時は千葉にいたが、福島にいた母によると、今回の方が家の被害は大きかったという。「その点だけで見たら、10年前より揺れたと思う」と話した。

 突如起きた最大震度6強の揺れは、東日本大震災の余震だといわれている。「最近では“3・11の時だけ祈ればいい”とか、震災に対する風化を感じる。今回の揺れは防災や減災を忘れない出来事になった」。1000年に1度といわれた大地震が、10年を経て再び記憶を呼び起こすことになった。

 SNS上ではスーパーやコンビニで、買い占めの情報などもあるという。「不安はあると思うが周りをおもんぱかった行動をして、心にゆとりを持ってほしい」と注意喚起した。

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2021年2月15日のニュース