橋下徹氏、25歳長女の「タトゥー」容認? 「時代かな」 大阪市長時代は全面禁止

[ 2021年2月15日 17:56 ]

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が15日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に出演。25歳になる長女から「タトゥー」を入れたいと相談されていることを明かした。

 橋下氏は昨年の大みそかにプロボクシングWBO世界スーパーフライ級王座戦で2度目の防衛に成功した日本人男子唯一の4階級制覇王者・井岡一翔(31=Ambition)が、試合中に左腕のタトゥーを露出して賛否の声が出ていることに対し持論を展開。大阪市長時代には職員の入れ墨調査を行い、全面禁止としていたが、「僕は“風紀がちょっと乱れすぎだったんじゃないの”と大阪市役所だったから全面禁止にしたんですけど、民間はもう時代の流れでありだったらありでいいと思う。ただボクシング界がルールで決めていたんだったら従わないといけないと思う」と語った。

 また「うち長女がね、“入れさせてくれ”って話が1、2年前からあって、僕のこと分かっているから今のところ踏みとどまっているんだけど、世の中の状況からすれば、入れ墨とヤクザが昔は結びついていた時代が今はそうじゃなくなってきているので」と告白。長女はイラストレーターで、タトゥーを入れる技術を磨いていきたいとも話しているとし、「犬を飼いだしたんですよ。パグを。“テンちゃん”って言うんですけど、“テンちゃんの顔を入れたい”みたいな」と説明した。

 最初は「やめた方がいい」と言っていたというが、「“そういう文化だから”と言う論法は今の25歳くらいには通用しないんですよ。理屈を言っていかないといけない。そこは時代の流れによって自由“任せる。職業もイラストレーターだから自由にせえ”と」と話したという。最後には「僕はやめてほしいんだけど、時代かな。グローバル、グローバルって僕がいろんなところで言ってるのに、グローバルに反しているじゃないかと言われると理屈が立たないから。大阪市役所だと風紀を正させるという理由があったんだけど、うちの娘には理由がないんで、理屈では完全に負けちゃってる。たぶん、近日中にタトゥー入れるんじゃないかな」と語った。

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2021年2月15日のニュース