【明日2月9日のおちょやん】第47話 一平の不安が的中 千之助の企みがあらわに

[ 2021年2月8日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第47話。えびす座・舞台にて。舞台に立つ竹井千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第47話が放送される。

 千代(杉咲)の新しい喜劇の一座「鶴亀家庭劇」の旗揚げ公演のトリの演目は千之助(星田英利)を主役とする「手違い話」に決まった。千之助、一平(成田凌)以外は新派、歌舞伎、歌劇団の役者で喜劇は未経験の者ばかり。それもあってか稽古を重ねてもしっくりこない。そして役者たちの思いがバラバラのまま、舞台の初日を迎える。当然、観客の笑いはイマイチ。すると一平の不安が的中する。千之助の企(たくら)みがあらわになる。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

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