月9「監察医 朝顔」“謎の男”若林はエンバーマー 大谷亮平が初挑戦「貴重な経験」

[ 2021年2月8日 18:00 ]

“月9”ドラマ「監察医 朝顔」でエンバーマー役に初挑戦する大谷亮平(C)フジテレビ
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 俳優の大谷亮平(40)がフジテレビ“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)で演じる“謎の男”若林の正体は、特殊な処置により遺体を生前の姿に戻す「エンバーミング」のプロフェッショナル「エンバーマー」だった。

 主演の上野樹里(34)が2006年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来、13年ぶりの月9挑戦となった19年7月期のヒューマンドラマの続編。シーズン2は33年の歴史を誇る同局の看板枠・月9史上初の2クール連続放送。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を大胆にアレンジし、上野演じる法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて事件の真相を探る姿を描く。

 大谷演じる若林昭信は第4話(昨年11月23日)で初登場。人目を忍び、たびたび朝顔の師匠・夏目茶子(山口智子)と会っていたが、第13話(2月8日)からエンバーマーとして本格的登場。大谷は自身初のエンバーマー役に挑む。

 エンバーマーとして最高の技術を有し、アメリカで活躍をしていた若林はエンバーミングの普及、そしてエンバーミングを通して総合的に遺族の“グリーフ=悲しみ”に寄り添いたいという思いを込め、日本で「グリーフケアアンドサポート」を設立。よく茶子に会っていたのは、ヘッドハンティングのためだった。茶子が興雲大学の法医学教室を辞めたのも、若林の姿勢に共感してアシスタントエンバーマーになったからだった。

 大谷は「作品同様とても温かみのある現場でした。初めて演じる役でしたが、学ぶことも多く、貴重な経験をさせていただいたなと、参加できたことに喜びを感じています。エンバーマーの役を通して演じているうちに、最後の別れを迎えるにあたり、遺族の気持ちを汲み取り、少しでも生前の姿に戻してあげたい、それにより微力ながらも遺族の気持ちに寄り添うことができればなと、そんな雰囲気に包まれながら撮影が進んでいったように思います。エンバーミングそのもののことや、その選択をすることにより別れを迎える遺族の気持ちに何をもたらすのか、ドラマを通して多くの方に知ってもらう機会になれば、うれしいです」とコメントした。

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2021年2月8日のニュース