笠井信輔アナ 悪性リンパ腫、ステージ4だったと告白「聞いた時は本当に死を覚悟した」

[ 2020年6月8日 11:00 ]

笠井信輔アナウンサー
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 元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(57)が8日、フジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜前8・00)にリモート出演。悪性リンパ腫の治療を振り返り、当初の病状はステージ4だったことを明かした。

 5日のブログで「昨日、病院の診断で主治医の先生から『完全寛解です』とのお言葉をいただきました!」と報告していた笠井アナは、「実は発表しませんでしたけど、一番最初の治療を受ける時にステージ4という診断がされました。これを聞いた時は本当に死を覚悟した」と告白。告知を受けた帰りの車の中で、長男と妻と3人で「絶対にこれは秘密にしよう。特に弟たち、次男、三男、あるいは母親には絶対秘密にしよう、周りの人たちから絶望させちゃいけない」と話し合ったという。 そして、「私は絶対に治るという気持ちでいた。このステージ4というのは、いわゆる内臓がんとは違うステージ4なんで、絶対に負けないという気持ちで内緒にしていました」と、当時の心境を明かした。

 また、闘病中に新型コロナウイルスの感染が広がったことについて「とにかく我々がん患者にとってコロナは非常に怖いもの。退院して1カ月になりますが、私はまだ自室で1日中過ごしていて、ここから出るのはトイレとお風呂ぐらいです。あと通院なんですが、電車に乗るのがどうしても怖くて、遠いんですが、車に乗って行っている状況です」と話した。

 笠井アナは32年間勤務したフジテレビを2019年9月末に退社してフリーに転身。直後の同年11月に血液のがんと言われる悪性リンパ腫と診断され、12月に都内の病院に入院して病気を公表。4カ月以上に及ぶ入院治療を終え、今年4月30日に退院した。

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2020年6月8日のニュース