石原さとみ、“逃げ恥”野木亜紀子氏脚本を絶賛 松重豊も「スターウォーズよりも面白いかも」

[ 2018年1月9日 20:00 ]

主演を務めるTBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の見どころを笑顔で語る石原さとみ
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 石原さとみ(31)が主演を務める金曜ドラマ「アンナチュラル」(12日スタート、金曜後10・00)の制作発表会見が9日、都内で行われ、石原ら5人の主要キャストと、昨年“逃げ恥”で注目を集めた脚本家・野木亜紀子氏が登壇。出演陣がドラマの見どころを語り、野木氏の脚本を絶賛した。

 冒頭で野木氏が「いつでも連ドラは大変な思いをして脚本することになるんですが、いままでの法医学のイメージとは異なる一新したドラマを作ろうと監督とお話しました」とドラマのコンセプトを説明。「これまでの法医学ドラマで描かれた部分の隙間の面白さみたいなところが見つかったので、そういったところでも新しい楽しみを見ていただける作品になっていると思います」と見どころを語った。

 同局の連ドラでは初の主演となる石原は「恥ずかしくない1話が出来上がったと思います。1話の感想を皆さんに聞くのが本当に楽しみです。台本でグッときていたものが、映像でもグッときた」と笑顔。「台本をもらったときに読み物としてもすごく面白くて、とにかくセリフが面白い」と続け、野木氏の脚本について「緻密です。本当に細かく練って練って…」と感嘆した。

 石原演じる主人公の法医解剖医ミコトが所属するUDIラボの所長・神倉役の松重豊(54)も「きのうスターウォーズを見に行った後に、きょう、この会見があるから見ないと…と思って(1話の映像を)見たんですけど」と切り出し、「いろんな伏線が張り巡らされていて、スターウォーズよりも面白いんじゃないかと思ってしまうぐらいで」と仕上がりに太鼓判。「(スターウォーズの)次のエピソードをぜひ野木さんに」と松重に持ち上げられ、野木氏は「全国のスターウォーズのファンの方々に怒られてしまうのでやめてください」と苦笑いを浮かべていた。

 「アンナチュラル」は新設された「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に描くオリジナル作品で、毎回さまざまな「死」を扱いながらも、スピード感と爽快感を持って「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、一話完結の法医学ミステリー。昨年「逃げるは恥だが役に立つ」が大ヒットした野木氏が脚本を担当し、主題歌は米津玄師の新曲「Lemon」と発表されている。

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