海老蔵に伝えていなかった麻央さんの願い「麗禾に妹を 勸玄に弟を」

[ 2017年8月1日 08:23 ]

歌舞伎俳優の市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が7月31日に更新したブログで、6月22日に乳がんで亡くなった妻の小林麻央さん(享年34)が生前、長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くん(4)にきょうだいを願いながら、その思いを海老蔵には伝えていないままだったことを明かした。

 海老蔵は、16年9月21日の麻央さんのブログが英訳されたエントリーをリブログ。その中で麻央さんは、医師から、抗がん剤治療では排卵機能が停止するため、希望があれば「卵子を凍結しておくこともできる」が、その時に排卵誘発剤を使うため乳がんを促進してしまう可能性があると告げられたと告白。続けて「私は、ふたり姉妹で育ってきたので、麗禾に妹ができたらな、とか勸玄にも分かり合える弟ができたらな、と思ってきた気持ちは、高望みだと一気にかき消した」と新たな命に対する思いを打ち消した、苦しい胸の内を記していた。

 「高望みか」。当時の麻央さんの心境を思い、しみじみとつづった海老蔵。「昨日も麻央のお母様と麻耶ちゃんとその話になった、まおは麗禾に妹を勸玄におとうとをと願っていたと、私には言わなかった、ずっと元気な時から。なんでだろうと考える。今の私にはわからない」と、現在の自身の心境を言葉に。さらに「私は野球チーム作りたいと言ったことはあったが、それはムリと言われた よくあるアホな旦那トークのみでした笑 知らなかった」と続け、麻央さんへの思いをはせた。

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2017年8月1日のニュース