セクシー現役獣医が歌手デビュー Dr.kana「エロック」ありき!?

[ 2017年8月1日 06:35 ]

来月8日に歌手デビューするDr.Kana
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 安倍政権を揺るがしている加計学園問題を巡り、獣医学部と獣医の現状にも関心が集まっている中、現役の女性獣医が歌手デビューすることになった。

 都内の病院2カ所にシフト制のアルバイトとして勤務するDr.kana(ドクター・カナ、年齢非公表)。かつて北海道の動物病院で外科部長を務めたほどの腕前ながら、歌手を目指してフリーランスの道を選んだ、獣医界の“ドクターX”的な存在だ。

 6月に結成したハードロックバンド「ジグヘッドバンシーズ」のボーカリストとしてデビュー。世界的な「猫の日」であるワールドキャットデーの8月8日からシングル曲「Veterinarian〜獣医の調べ〜」の配信を開始。ニャンニャンニャンで日本の「猫の日」となった来年2月22日にCDデビューする予定だ。ちなみにVeterinarian(ベタリナリアン)とは獣医の意味で、自作の歌詞は獣医として経験した実話が基になっている。

 目指すのはエロチックなハードロック「エロック」で、かなり際どいミニスカ白衣に聴診器を首から下げ、真っ赤なパンプスを履きながら、獣医がブチ当たる現実をキュートな歌声で刹那的に叫び、歌う。

 加計学園問題については「安倍総理、ドリルの刃となり岩盤規制を打ち破るっておっしゃってましたが、(ドリルを)入れる穴の場所……そこじゃないの?」と強調。「獣医の卵を増やしても、現場の労働環境を改善させなきゃダメ。音楽を通して命の大切さや獣医師という仕事があることを伝えたい」と話した。

 ◆Dr.kana(ドクター・カナ)2002年、麻布大獣医学部獣医学科入学。08年から北海道の動物病院に勤務し、11年4月から2年間、外科部長を務める。その後歌手を目指して上京。神奈川県内の病院勤務後、16年から都内の病院2カ所に勤務。デビュー曲を配信開始する8日に購入者特典のイベントを都内で開催。参加者の“問診”もする。

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