「タラレバ娘」撮了 3人娘が涙でお別れ 吉高感謝「毎日が楽しみだった」

[ 2017年3月21日 15:27 ]

「東京タラレバ娘」でクランクアップを迎えた(左から)大島優子、吉高由里子、榮倉奈々(C)日本テレビ
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 22日に最終回を迎える、女優・吉高由里子(28)主演の日本テレビ「東京タラレバ娘」(水曜後10・00)がクランクアップを迎えた。吉高をはじめ、榮倉奈々(29)、大島優子(28)の、タラレバ3人娘は感謝の言葉を口にしつつ、「さみしい」と涙ながらに別れを惜しんだ。

 撮影のラストシーンは、思い出の詰まった居酒屋「呑んべえ」が舞台。「これをもちまして東京タラレバ娘、クランクアップです」の声とともに拍手が起こると3人娘に笑みがこぼれた。それでも次の瞬間、「急に(クランクアップを)実感して…さみしい」と大島が声を詰まらせると「困るんだけど…」とつられて吉高、榮倉の目にも涙が。最後の瞬間までキャスト、スタッフの仲の良さとチームワークを感じる現場は笑いと涙に包まれた。

 撮影を振り返り、吉高は「クランクインしたのがついこの前の様な感じで、日々楽しくて気がついたらきょうになっていました」としみじみ。3年ぶりの連続ドラマ出演となったが「毎日(スタッフキャストの)みなさんに会いに来るのがすごく楽しみで、こんなに疲れも忘れてできたのは皆さんのおかげです」とコメント。さらに「気がないときに明るく盛り上げてくれて励まされた日が一杯ありました」と榮倉と大島への感謝の思いを述べた。

 大島は涙をこらえながら「今こうやって終わりを迎えるのが本当にさみしいです」。榮倉も「まだまだ続いていくような気がするこの作品に参加できてうれしかったです。ありがとうございました」と謝意を表していた。

 漫画家・東村アキコ氏による累計発行部数180万部突破の人気コミックを実写化。アラサーで独身の売れない脚本家・鎌田倫子(吉高)ネイリストの山川香(榮倉)居酒屋の看板娘・鳥居小雪(大島)の3人が“タラレバ”といった仮定の話ばかりをしながらも、恋に仕事に悪戦苦闘する姿を描いた。

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