ジブリ初の外国人監督作品にアニー賞 「君の名は。」受賞逃す

[ 2017年2月6日 05:30 ]

スタジオジブリの「レッドタートル ある島の物語」の一場面
Photo By 共同

 「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第44回アニー賞の発表・授賞式が4日、米ロサンゼルスで行われ、スタジオジブリの「レッドタートル ある島の物語」(マイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督)が長編インディペンデント作品賞を受賞した。

 同作はスタジオジブリで初の外国人監督作。嵐の海で無人島にたどり着き、1匹のカメと出合った男の生涯を描いた。吉報を聞き鈴木敏夫プロデューサーは「外国人を起用して作った初のジブリ作品が受賞することができて、物凄くうれしいです」とコメントした。

 大ヒット中の映画「君の名は。」(新海誠監督)は同賞と長編監督賞の候補となったが、受賞を逃した。

続きを表示

2017年2月6日のニュース