高樹沙耶被告 今後大麻を使用しないと「約束します」

[ 2017年2月6日 12:41 ]

 沖縄県・石垣島(石垣市)の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元女優の高樹沙耶(本名益戸育江)被告(53)は6日、那覇地裁(潮海二郎裁判長)の被告人質問で、今後大麻を使用しないかと問われ「約束します」と述べた。

 「私は人より有名で(逮捕による)社会の騒動をよろしくないと思った。法律を守る約束を果たしたい」とも話した。

 高樹被告はこれまでの公判で、親知らずを抜いた後遺症の痛みを和らげるため、月に4〜5回、大麻を使っていたと供述。一方、大麻は共犯とされる会社役員森山繁成被告(58)の所有物で、自らは「所持していない」と否認している。

 被告人質問で高樹被告は、同居していた森山被告が大麻を持ち込んだことを「個人の選択の自由と思った」とし「(森山被告が)死の宣告を受け、医療用大麻を自分の体で体験したいと言った。体調を取り戻しており、良かったと思う」と供述した。3月16日の次回公判で結審する見通し。

 起訴状によると、高樹被告は森山被告らと共謀。昨年10月25日、石垣市にある自宅で大麻約55グラムを所持したとしている。

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2017年2月6日のニュース