長谷川豊氏、衆院選出馬を表明 維新公認「もう一度やり直す姿を見せてみろと」

[ 2017年2月6日 17:30 ]

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏
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 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(41)が6日、千葉県庁で会見を開き、日本維新の会の公認候補として、次期衆院選に千葉1区から出馬する意向を正式に表明した。

 会見は謝罪からスタート。まずは、昨年9月に自身のブログで「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」と題したブログを投稿したことに触れ「何度お伝えしても、頭を下げても足りることはないと思っているので、お詫びさせていただきたいと思います」と深々と頭を下げた。

 また、出馬を決断した経緯についても説明。日本維新の会から「一度失敗した人間が反省と謝罪をして罰を受けた後、もう一度やり直すんだという姿を見せてみろと、後押ししていただいた」とし、また、千葉1区からの出馬については「すべての批判を受けながら、17年以上住んでいる千葉のみなさんのお役に立てる人間になりたいと思っていた」とした。

 長谷川アナはフリーアナウンサーとして活動するかたわら、自身のブログでは政治的な発言をすることも多く、安保関連法案や、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の導入に積極的な姿勢を見せていた。松井一郎代表(大阪府知事)は5日に記者団の取材に応じ「メディアで活動し、橋下徹前代表と似て、言うべきところは言うスタンスだ。税金の使い方を見直す政治家として活動してもらいたい」と期待感を示した。

 長谷川アナは1999年にフジテレビに入社し、1年目から夕方のニュース番組「FNNスーパーニュース」のフィールドキャスターに。その後は情報番組「とくダネ!」などで活躍したが、ニューヨーク支局赴任中の12年、滞在関連費用を不正使用したと発表され退社。その後はフリーアナウンサーとして活躍したが、昨年9月19日、「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」と題したブログを投稿し炎上、その後、テレビの全レギュラー番組を降板していた。

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2017年2月6日のニュース